画像生成AIのおすすめサービス8選!無料から有料まで

画像生成AIのサービスは、シンプルなものからビジネス活用できるものまで、数多くリリースされています。

利用目的に応じて幅広く選択できる各サイトの特徴やサービスを比較しながらおすすめをご紹介していきます。

この記事では、数ある画像生成AIサービスの中から特におすすめのサイトを調査し8選にまとめました。

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目次

画像生成AIとは

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画像生成AIとは、人工知能(AI)技術を使って、画像やイラストを自動的に生成するシステムです。

イラストや絵が苦手な人にぜひおすすめしたいツールと言えます。

AIによる画像生成は、イラストデザインやゲーム開発などで活用されるようになってきています。

技術の進歩に伴い、完成度は日に日に高くなってきていて、実物との見分けがつかないような質の高い作品も生み出されています。

その実例として、2022年8月にアメリカで開催された「Colorado State Fair」のデジタルアート部門において画像生成AIの作品が最優秀賞を受賞したこともあります。

おすすめの画像生成AIサービス

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ここからは、無料で使えるサービスからプロ向きの有料サービスまで、機能や値段を比較しながら、おすすめの画像生成AIサービスをご紹介していきます。

画像生成AIサービスの進化は速く、掲載内容は変更される可能性がありますのでご注意ください。

※この情報は2024年2月時点の最新のものです。

PICSOROBAN(ピクソロ)

PICSOROBANトップ

PICSOROBANとは、株式会社ハイレゾが公開したStable Diffusion Web UIをブラウザ上で利用できる画像生成AIサービスです。

大きな特徴は、全て日本語でサービスが完結していて初心者にも使いやすいところです。

Stable Diffusion Web UIは、セットアップが複雑でしたが、PICSOROBANなら無料会員登録だけですぐに使い始められます。

使用方法ブラウザ
日本語
料金体系無料:初回付与2,000ポイント消化後は課金
有料10,000ポイント/¥1,100円(税込)
※1分当たり1.9円相当
(2024年9月時点)

Adobe Firefly

Adobe Firefly
(出典:firefly.adobe.com)

Adobe Fireflyとは、Adobeが誰でも簡単に使える身近な生成AIをテーマに発表した画像生成AIです。

生成したい画像のテキストを打ち込み、微調整を加えながらよりイメージに近い画像を生成していきます。

Adobe Fireflyの大きな特徴は、著作権や商標などが処理済みの著作権フリー「Adobe Stock」の素材を用いて学習していることです。

これにより、生成画像を安心して商用利用できるというのが最大のおすすめポイントです。

将来的に「Photoshop」や「Illustorator」などの画像ソフトでも利用できるようになることが発表されています。

Adobe FireflyはAdobe ID(アカウント)があれば無料で使用することができるほか、複雑な操作もなくスムーズに操作できるので生成AIが身近に感じられるでしょう。

使用方法ブラウザ
日本語
料金体系無料:透かし入り25クレジット/月
有料(680円税込み):透かし無し100クレジット/月
※1クレジット = 画像生成1回分
(2024年2月時点)

MyEdit

MyEdit
(出典:myedit.online)

MyEditは、ブラウザ上で動作する無料のオンライン画像編集・写真加工サイトで、AI技術を活用して様々な編集機能を提供しています。

不要なオブジェクトの削除、AI画像生成、アバター作成、高画質化など、多岐にわたるツールを備えており、複雑な編集作業もワンクリックで簡単に実行できるのが特徴。

特に、AIを活用したアート作品の作成や写真の高画質化、創造的な編集が可能です。

ソフトウェアのインストール不要で、ブラウザを開くだけで利用できる手軽さも魅力です。

使い方や編集のコツについては公式ブログで詳しく解説されており、初心者でも簡単に利用できる設計です

MyEditで生成した画像は商用利用可能なため、ビジネスシーンでも活用できます。

使用方法ブラウザ
日本語
料金体系無料:0円  
画像編集ツール使用制限あり、ログインで日に3クレジット付与、
1日1回のダウンロードなど
画像編集プラン:月額580円  
画像編集ツール使用制限なし、1か月300クレジット、
使用可能ツールにおいてダウンロード無制限、
AI画像生成回数無制限、ウォーターマーク無しなど
画像編集Proプラン:月額980円  
画像ツール&ビジネススタジオ使用制限無し、1か月500クレジット、
ダウンロード回数無制限、ウォーターマーク無し、全プレミアムスタイル使用可能など
(2024年6月時点)

Bing Image Creator

Bing Image Creator
(出典:www.bing.com)

Bing Image CreatorとはMicrosoft社が提供する画像生成AIで、Microsoftアカウントを持っている方であれば誰でも気軽に無料で試せるおすすめのサービスです。

Bing Image Creatorには、画像生成の速度を速めるために利用できる「ブースト機能」が備わっており、定期的に自動で補填されます。

Bing Image Creatorは、「お任せで探す」ボタンがあるのが大きな特徴です。

このボタンをクリックすれば自動でプロンプトを作成してくれるので、上手く言語化できない時に役立つ便利な機能です。

ただし「Bing Image Creator」は商用利用ができません。

生成した画像に関して、Microsoft社が所有権を主張することはありませんが、場合によっては削除することがあると規約に記載されています。詳しい詳細は利用規約で確認してください。

※利用規約:https://www.bing.com/new/termsofuseimagecreator

使用方法ブラウザ、スマホアプリ
日本語
料金体系無料
(2024年2月時点)

Canva

Canva
(出典:canva.com)

「Canva」とは2013年にリリースされたオンラインで使えるグラフィックデザインツールです。

デザインの知識や経験がなくても豊富な素材やテンプレートを使って簡単に作成ができるため、月間2,000万人以上のユーザーが利用しています。

Canvaには、デザインの幅を広げたり、業務の効率化を図ったりするためのAI機能が導入されています。

Canva AI は画像のスタイルが多くあり、様々な要望に応じた画像を生成できるのでおすすめです。

無料プランでは、AI画像生成を50回、AI動画生成を5回まで利用できますが、回数を超えて利用したい場合は、年間12,000円の有料プランに入会するとAI画像生成が月500回、AI動画生成が月50回まで利用できるようになります。

Canva AIで作成した画像は、合法的な目的であれば商用利用も可能ですが、個人や法人のプロジェクトなどで利用する際に明記が必要となります。詳しい詳細は利用規約で確認してください。

※利用規約:https://www.canva.com/ja_jp/policies/ai-product-terms/

使用方法ブラウザ、スマホアプリ
日本語
料金体系無料:画像生成50回、動画生成5回
有料(年額12,000円):画像生成500回/月、動画生成50回/月
(2024年2月時点)

DALL·E3

DALL·E3
(出典:chat.openai.com)

「DALL·E3(ダリスリー)」とはOpenAI社がChatGPTに追加した画像生成AIです。

前バージョンのDALL·E2は、専用のサイトからしか利用できませんでしたが、DALL·E3からは「ChatGPT」と「Bing」で利用できるようになりました。

ChatGPT 上でDALL·E3を利用するためには、「ChatGPT Plus」または「ChatGPT Enterprise」に加入する必要があります。

Bingで利用する場合は無料ですが、生成した画像を商用利用することができませんので注意が必要です。

DALL·E3の大きな特徴は、生成される画像に多様性があり、同じテキストを入力してもさまざまな画像が生成されるところです。

ユーザーの指示によって画像を修正し、この反復によって学習しながら生成クオリティを向上させていく仕組みを持っています。

質の高い画像が生成され微調整も可能なDALL·E3は、使いこなすことができれば創作活動を支える強力なツールとなるため、中級者以上におすすめのツールと言えるでしょう。

ただし、日本語入力には難点があり、誤字や印象に違和感が生じると言われているため、プログラムの改善が進められています。

使用方法ブラウザ、スマホアプリ
日本語
料金体系無料:Bingでの利用
有料(20ドル/月):ChatGPTでの利用
(2024年2月時点)

Midjourney

Midjourney
(出典:midjourney.com)

Midjourneyとは、Discord(ディスコード)というアプリ上で使うことが出来る画像生成AIツールです。

現在は無料版(Free Trial)の提供期間が終了してしまったため、利用するには「Basic Plan」~「Mega Plan」の4パターンある有料プランいずれかに契約する必要があります。

Discordの会員登録後にMidjourneyのサイトからサーバーにアクセスし、招待を受けることで利用できるため、日頃Discordを活用している方におすすめです。

Midjourneyの大きな特徴は、生成した画像が編集できたりするところです。仕上がりの画質(解像度)やクリエイターの参考画像を用いての比重など、より中上級者向けの調整が可能となっています。

Midjourneyで生成した画像は、商用利用が可能となっています。

使用方法ブラウザ、スマホアプリ
日本語×
料金体系有料(月10ドル~120ドル):Basic Plan~Mega Plan  
(2024年2月時点)

Stable Diffusion

Stable Diffusion
(出典:stablediffusionweb.com)

Stable Diffusionは、イギリスのスタートアップ企業「Stability AI」によって開発されたオープンソース画像生成AIです。

Stable Diffusionで画像生成をしたい場合は、ローカル版やウェブサービスを利用します。

ローカル版の利用には「Stable Diffusion web UI」というツールをPCにインストールするところから始めます。

ローカル版の利用には、高いPCスペックが求められますが、自分で環境をカスタマイズでき、無料で制限なく利用できる点がおすすめポイントです。

Stable Diffusionをウェブで使う場合は「Stable Diffusion Online」を使用するか、Stable Diffusionを活用したウェブサービスを利用します。

特におすすめのサイトは、「Mage.space」「Dreamstudio」「Hugging Face」などです。

これらのツールを使うとキーワードやテキストを入力するだけでStable Diffusionで簡単に画像を生成することができます。

各サイト無料で使うことはできますが、一部有料の場合がありますので使用前に確認しましょう。

Stable Diffusionを使用して生成した画像は商用利用が可能ですが、商用利用が認められていない画像を学習に利用して生成した場合には商用利用ができないため、使用画像やデータが著作権法に適合しているかどうか慎重に確認する必要があります。

使用方法ブラウザ、ローカル版
日本語×
料金体系ローカル版:無料 ブラウザ版:各サービスを参照
(2024年2月時点)

画像生成AIは創作の幅が広がるのでおすすめ!

画像生成AIを個人で気軽に体験したい方は、無料で利用できるツールから始めることをおすすめします。

魅力的なキャラクターデザインに関しては「エンタメ・IP・コミュニティ創出プロダクション|株式会社NOKID」で紹介されているので是非ご覧ください。

より深く画像生成AIを使いこなしたいという方には、各サイトの有料サービスやStable Diffusionがおすすめです。

ブラウザで簡単!ピクソロ!

PICSOROBANトップ

PICSOROBANは、インストールの必要なくブラウザで簡単にStable Diffusionを利用できます。

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詳しい使い方は下記の記事で紹介しています。

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    この記事を書いた人

    EdgeHUBは、NVIDIAクラウドパートナーである株式会社ハイレゾが運営しています。「AIと共にある未来へ繋ぐ」をテーマに、画像生成AI、文章生成AI、動画生成AI、機械学習・LLM、Stable Diffusionなど、最先端の生成AI技術の使い方をわかりやすく紹介します。

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