Stable Diffusionで人物を生成すると、視線がカメラを向いてばかり…そんなお悩みはありませんか?
実は、プロンプトを少し工夫するだけで、カメラ目線を避けた自然な視線を簡単に作れます。
この記事では、Stable Diffusionで視線をそらすための具体的なプロンプト例と活用のコツを紹介します。
Stable Diffusionで視線をそらす・外すプロンプト

Stable Diffusionでは、視線に関する制御がプロンプトで可能です。
カメラ目線を避けたい場合は、以下のようなプロンプトが効果的です。
- not at the camera
- looking away
- looking to the side
さらに、ポーズやアングル指定と組み合わせることで、より自然な視線表現が可能になります。
実例:標準のカメラ目線と比較してみる
次に、標準(視線逸らしなし)の画像と、プロンプトで視線を外した画像を比較してみましょう。
標準
指定なし

正面
front view

横顔
profile view

背面
back view

側面
side profile portrait

斜め顔
three-quarter view

アングルと視線を組み合わせることで、自然な見栄えが演出されます。

Stable Diffusionでその他視線に関するプロンプト

Stable Diffusionで視線をより自然に表現したい場合は、シチュエーションや感情、表情のニュアンスを含めたプロンプトを加えるのが効果的です。
たとえば、目の開き具合や表情の情報を組み合わせることで、視線にリアリティを持たせることができます。
また、「looking at camera」「looking down」など不要な視線の方向や状態をネガティブプロンプトで除外することで、意図通りの出力に近づけることが可能です。
横を向いている
プロンプトで完全な横顔・プロファイル、角度を含めた表現を明確に入力すると意図が伝わりやすくなります。
完全な横顔、振り返り、無関心な横向きなど状況を加えることで表現力をUPさせます。
ネガティブプロンプトには、カメラ目線を避けるような表現を入力します。
sideways glance(横目で見る)
gazing to the side(横を向いて見つめる)
eyes looking to the left/right(左右に向いて目線を合わせる)
head turned to the left/right(頭を左右に向けて目線を合わせる)
looking to the side(横を向く)
looking left(左に目線)
looking right(右に目線)
横目で見る

横を向く

左に向き目線

頭を右向きに

横を向く

左に目線

右に目線

遠くを見つめている
視線を「遠くに向ける」だけでなく、そのときの感情や状況もプロンプトに含めると、より自然で意図通りの表現になります。
例えば、物思いにふける、夢見る感じ、横顔で遠くを見るなど状況を加えることで表現力をUPさせます。
ネガティブプロンプトには、「looking at camera」「direct eye contact」などを入力することで更に精度をあげることができます。
looking into the distance:遠くを見つめる
lost in thought, looking away:考えにふけり、目をそらす
eyes focused far away:目線を遠くへ
thoughtful gaze, looking away:思索的な視線、目をそらす
contemplative expression, staring into the distance:深く考え込むような目
遠くを見つめる

考えにふける

目線を遠くへ

思索的な視線

深く考え込む

上を見上げている
プロンプトで視線の方向や感情、状況を明確に書くと意図が伝わりやすくなります。
例えば、「希望に満ちた表情で空を見上げる」「驚きと畏敬の念を持って星空を仰ぐ」「物憂げに窓から雨雲を眺める」といったように、感情や状況を具体的に描写することで、より深みのある表現を生成できます。
プロンプトに感情的な文脈をプロンプトに加えることで、光の当たり方や表情の細かなニュアンスなど、全体的な雰囲気に対して調和した画像が生成できるようになります。
ネガティブプロンプトには、「looking down」「looking straight ahead」などを入力することで更に精度をあげることができます。
looking up(見上げる)
upturned face(顔を上向きに)
eyes looking up(目を上に向ける)
gazing upward, chin up (上を見つめ、顎を上げる)
face turned upward(顔を仰向けにする)
Point the laser up (視線を上に向ける)
見上げる

顔を上向きに

目を上に

上を見つめる

顔を仰向け

視線を上に

下を向いている
「下を向いている」画像を生成する際、単に「looking down」だけでは平凡な結果になりがちです。
「何を見ているのか」「どんな感情を抱いているのか」「どのようなポーズをとっているのか」という要素を組み合わせることで、表現力が向上します。
例えば「スマートフォンで自撮りをしている」「地面に咲く小さな花を優しく見つめる」といった具体的な状況をプロンプトに加えることで、単なる下向きの顔ではなく、その瞬間の物語を感じさせる画像が生成できます。
ネガティブプロンプトには、「looking at camera」「looking up」などを入力することで更に精度をあげることができます。
looking down:下を向く(自撮り)
eyes looking down:目を下に向ける(上から見下げる)
staring down:下方に目線を合わせる
downcast eyes:伏し目
chin down, looking down:顎を下げ、下を向く
下を向く(自撮り)

目を下に向ける

下方に目線

伏し目

下を向く(負の感情)


Stable Diffusionで視線を指定して完成度を高めよう

Stable Diffusionでは、視線を正確に指定することで、キャラクターの表情やポーズ、シチュエーションがより自然になり、完成度の高い作品に仕上がります。
プロンプトの工夫次第で視線がコントロールすることができるので、いろいろな表現を試して、理想のイラストを生み出してみてください。
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