ComfyUI-Managerは、ComfyUIの機能管理を一括して行える便利な拡張機能で、必要なインストールコマンドや更新情報などを簡略化し、大幅な作業の効率UPが可能です。
この記事ではComfyUI-Managerのインストール方法から使い方まで詳しく解説していきます。
ComfyUI-Managerとは

ComfyUI-Managerとは、ComfyUIのアップデートやカスタムノード、モデルデータなどを一括で管理できる拡張機能です。
ComfyUIのインストール時には実装されていないため、手動でインストールする必要があります。
ComfyUI-Managerの機能

ComfyUI-Managerで利用する主要機能について解説していきます。
①Custom Nodes Manager
Custom Nodes Managerは、公開されているカスタムノードを検索してインストールできる拡張機能です。
インストール済のカスタムノードに対しては、最新バージョンの確認とアップデートができます。
②Install Missing Custom Nodes
Custom Nodes Managerは、現在実行中のワークフロー内で不足しているカスタムノードを検索する機能です。
ワークフロー読み込み時にポップアップされて赤く表示されているノードがある場合は、この機能を利用して手動で補完します。
③Model Manager
Model Managerは、公開されているモデルデータを検索してインストールできる拡張機能です。
ここで扱っているモデルデータは、ControlNetやスケーリングに必要なデータなどです。
④Install via Git URL
Install via Git URLは、直接URLからカスタムノードをインストールできる機能です。
カスタムノードを手動でインストールする場合に利用します。
⑤Update All
Update Allは、ComfyUI本体とカスタムノードなどすべての機能をアップデートします。
右ウィンドウの更新履歴を確認してアップデートを行います。
⑥Update ComfyUI
Update ComfyUIは、ComfyUI本体のみアップデートを行います。
新しいプロジェクトでは、最新のComfyUIバージョンを指定されることが多いので、こまめに利用しましょう。
⑦Restart
Restartは、ComfyUIを再起動するときに利用します。
アップデートを行った後やワークフローの処理がスタックしてしまった場合に、このボタンから再起動を行います。

ComfyUI-Managerのインストール方法

ここからは、ComfyUI-Managerのインストール方法を紹介します。
コマンド入力が必要になるので、画像を参考にして導入してみてください。
ComfyUI_windows_portable版の場合
ComfyUIのプロジェクトファイルの中の「
custom_nodes」に移動します。
エクスプローラーに下記コマンドを入力してComfyUI-Managerのクローンを作成します。
git clone https://github.com/ltdrdata/ComfyUI-Manager.git

GPUSOROBAN(Linux)版の場合
ComfyUIのプロジェクトファイルの中の「
custom_nodes」に移動してクローンコマンドを入力します。cd ComfyUI/custom_nodes
git clone https://github.com/ltdrdata/ComfyUI-Manager.git
最後にComfyUIを再起動して画面上部にボタンが実装されていれば完了です。

ComfyUI-Managerの使い方

ComfyUI-Managerの使い方を解説していきます。
今回は主に利用する機能を画像付きで紹介します。
Custom Nodes Manager

Custom Nodes Managerをクリックすると表示されるカスタムノードの情報リスト画面から更新や新規インストールを行います。
新規のカスタムノードを導入する場合は、検索窓からノード名を入力してインストールします。
Install Missing Custom Nodes

Custom Nodes Managerを開くと、現在実行中のワークフロー内で不足しているカスタムノードが表示されます。
指定されたカスタムノードをインストールし、ワークフローを完成させます。
Update All

Update Allをクリックすると、カスタムノードなどすべての機能のアップデートが開始されます。
右ウィンドウには、機能やカスタムノードの更新情報が、お知らせとして表示されているので、内容を確認してアップデートに進みます。
Restart

RestartをクリックするとComfyUIが再起動します。
アップデートを行った後やワークフローの処理がスタックしてしまった場合に、このボタンから再起動を行います。

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