Stable Diffusionで男性の髪型を出力するプロンプト

Stable Diffusionで男性の髪型を生成する際、どのようにプロンプトを入力すればいいか悩んだことはありませんか？

Stable Diffusionでは、適切な表現方法やキーワードを知ることで、男性の髪型の理想的なイメージを簡単に作り出すことができます。

この記事ではStable Diffusionでよく使われる男性の髪型を出力するプロンプトをアニメ風と実写風の2パターンに分けて紹介していきます。

アニメ風男性の髪型をStable Diffusionで生成する場合

Stable Diffusionで男性アニメイラストを生成する際に役立つ、短髪、長髪、前髪の3種類の髪型プロンプトを紹介していきます。

今回はStable Diffusionのモデル「CyanohydrinMix」を使って生成しています。

さくさく画像生成したい方に！

Stable Diffusionでアニメ風男性の髪型を出力するプロンプト：短髪

Stable Diffusionでアニメ風男性の短髪の髪型で使用したプロンプトは以下の通りです。

髪型	プロンプト
ショートヘア	short hair
ツンツンヘア	spiked hair
カリアゲ	high top fade
ピクシーカット	pixie cut
ぼさぼさの髪	unkempt hair
スキンヘッド	skin bald head

Stable Diffusionでアニメ特有の男性の髪型を生成する場合は専用の単語が必要になる場合があります。

表現したいアニメ特有の男性の髪型のイメージが決まっている場合は「キャラ名+髪型」などでプロンプトを検索してみるのもおすすめです。

Stable Diffusionでアニメ風男性の髪型を出力するプロンプト：長髪

Stable Diffusionでアニメ風男性の長髪の髪型で使用したプロンプトは以下の通りです。

髪型	プロンプト
ロングヘア	long hair
レイヤーロングヘア	layered long hair
ポニーテール	ponytail
男性お団子ヘア	man bun
シャギーロングヘア	unkempt hair
寝ぐせ	bedhead

Stable Diffusionで女性キャラ用に学習されているアニメ系のモデルを使用すると、髪型と一緒に男性の顔が中性的に修正されてしまう場合があります。

この場合、男性を強調するプロンプト「male/boy」を髪型の前後にセットすることで調整ができます。

Stable Diffusionでアニメ風男性の髪型を出力するプロンプト：前髪

Stable Diffusionでアニメ風男性の前髪の髪型で使用したプロンプトは以下の通りです。

髪型	プロンプト
控えめ前髪	swept bangs
前髪に髪留め	swept bangs hairclip
ぱっつん前髪	blunt bangs
オールバック	slicked back hairstyle
センター分け	center part
横分け	side part
ふんわり前髪	feathered bangs

Stable Diffusionで男性の前髪を表現する場合、髪型に指定がなければ前髪のプロンプト入力だけで問題ありません。

実写風男性の髪型をStable Diffusionで生成する場合

Stable Diffusionで実写風男性の髪型に特化したプロンプトを紹介します。

アニメで使用できた髪型は実写モデルでは反映されにくいことがありますし、指定したプロンプトが学習されていない場合もあります。

そのため、実写風男性の髪型プロンプトはアニメ風とは別物として考えて作成しましょう。

Stable Diffusionのモデルは「afterrealxl_Beta2」を使って生成しています。

Stable Diffusionで実写風男性の髪型を出力するプロンプト：短髪

Stable Diffusionで実写風男性の短髪の髪型で使用したプロンプトは以下の通りです。

髪型	プロンプト
ショートヘア	short hair
オールバック	slicked back hair
カルマパーマ	karma perm hair
ツンツンヘア	spiked hair
シーザーカット	caesar cut
ツーブロック	sideburns
コーンロウ	cornrows
モヒカン	mohawk
ソフトモヒカン	mohawk haircut
アフロ	afro hair
坊主	buzz cut
スキンヘッド	shaven head

Stable Diffusionで髪の短さを調整したい場合は「強調構文」を利用するのがおすすめです。

強調構文「(髪型：数値)」を利用すると、数値が大きいほど髪型が強調されます。

例えば、「(髪型：1.3)」のように設定できます。

Stable Diffusionで実写風男性の髪型を出力するプロンプト：長髪

Stable Diffusionで実写風男性の長髪の髪型で使用したプロンプトは以下の通りです。

髪型	プロンプト
ロングヘア	long hair
直毛ロングヘア	straight long hair
ウェーブ状の髪	wavy hair
ぼさぼさの髪	frizzy hair
髪を後ろにまとめる	hair pulled back
ドレッドヘア	dreadlocks hair

長髪は、固有のワードが反映されないことが多いため、Stable Diffusionでいくつかの単語パターンを試したり、文章で髪の状態を記述したりしてみましょう。

また、男性の場合、髪型によっては髭に影響することもあるため注意が必要です。

Stable Diffusionで実写風男性の髪型を出力するプロンプト：前髪

Stable Diffusionで実写風男性の前髪の髪型で使用したプロンプトは以下の通りです。

髪型	プロンプト
通常の前髪	bangs
斜めに流れる前髪	swept bangs
ベビーバング	baby bangs
アシンメトリー	asymmetrical bangs
センター分け	middle part
前髪を立てる	quiff

Stable Diffusionでは、前髪の分け目の指定は特に反映されにくいので、髪型と併せて調整してみましょう。

髪型を固定してinpaintで修正する方法もおすすめです。

inpaintで髪型だけを変える詳しい使い方は下記の記事で紹介しているのでぜひご覧ください。

Stable Diffusionで理想の男性髪型を得るには強力なGPUが必要

Stable Diffusionで理想の男性キャラの髪型を追求するには、たくさんの試行回数と高いGPUスペックが必要です。

効率的にStable Diffusionで画像を生成するには、16GB以上のVRAMが搭載されたパソコンの利用がおすすめです。

ただし、Stable Diffusionを快適に利用できるような高性能なパソコンは、ほとんどが30万円以上と高額になります。

そこでおすすめなのがWebブラウザでStable Diffusionが使える「PICSOROBAN（ピクソロ）」です。

Stable Diffusionが快適に使えるおすすめのパソコンやグラボに関しては下記の記事で紹介しています。