「KLING AI」とは、中国企業の快手が提供する動画生成AIサービスです。
これまでは中国国内で使用できる電話番号が必要でしたが、2024年7月24日にメールアドレスだけで登録が可能になりました。
この記事では、KLING AIの使い方を初心者向けに詳しく解説します。
KLING AIとは?
KLING(クリング)は、中国の企業である快手(Kuaishou)によって開発された、テキストや画像から動画を生成できるAIサービスです。
その性能は、Luma Dream MachineやRunway Gen-3に匹敵します。
KLING AIの大きな特徴は、他社のサービスと比較して生成される動画の精度が高く、完成度が高い点です。
- 動画の精度が高く、完成度が高い!
- サーバーが強く生成時間が速い!
- 画像からの3D変換技術の精度が高い!
動画の精度が高く、完成度が高い!
KLING AIは、動画生成の精度が高く、完成した動画は非常に高品質です。
物理法則に矛盾がなく、動きに破綻がない動画を生成します。
動画の比率も設定変更ができるので、縦型動画なども生成できます。
サーバーが強く生成時間が速い!
現在、無料で利用できる動画生成AIサービスは、生成に待ち時間がかかることが一般的です。
しかし、7月29日現在、KLING AIは数分程度で動画生成を行えます。
無料で利用できる5秒の動画生成ですが、全くストレスなく機能を使用できるのは非常に魅力的です。
画像からの3D変換技術の精度が高い!
KLING AIには画像から動画を生成する「Image to Video」機能が搭載されています。
画像から3Dモデルを作成し、リアルな動きを動画にできます。
さらに、テキストから画像を生成する「AI Images」の機能もあります。
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KLING AIの始め方・使い方
KLING AIは、メールアドレスがあれば、誰でも簡単に始められます。
スマホのブラウザからもアクセス可能です。
KLING AIの始め方から使い方まで紹介します。
メールアドレスを登録してサインアップします。
メールアドレスに認証コードが届くので、すぐに開封できるようにしておきましょう。
登録が完了したら、TOPページに切り替わります。
アカウントマークの左側に66ポイントが付与されているのを確認します。
サイドバーに利用可能なサービスが並んでいるので、その中から「AI Videos」を選択します。
今回は、「日本の神社で悪霊と戦う女性を動画」を生成します。
プロンプトが反映されやすい形式、「場所、時間、詳細」に分けて記述します。
Location: Japanese shrine
Time: 2am, midnight
Details: Japanese woman fighting evil spirits,evil spirits are black fog
プロンプト入力欄に生成したい動画の詳細を入力し、「Generate」ボタンをクリックします。
Prompt欄の下部にあるSetting欄は、主に動画の特徴を調整するために使用します。
※2024年7月現在、利用できる設定と利用できない設定があります。
- CreativityとRelevance:生成される動画をクリエイティブか関連性か、バランスをコントロールします。
- Mode:生成速度か画質優先か選択します。現在は使用できません。
- Length:動画の時間を選択します。現在は使用できません。
- Frame Ratio:画像の比率を3パターンから選択でます。
その他に、カメラアングルの調整やネガティブプロンプトの設定ができます。
生成には数分かかります。
KLING AIで生成した動画
プロンプトに忠実なリアルな動画が仕上がりました。
作成した動画はボタンからダウンロードができます。
次は、画像を読み込ませて動画を生成します。
「Image to Video」タブを選択し、素材となるイラスト画像を読み込みます。
付けたい動きをプロンプトに入力して生成ボタンをクリックします。
プロンプトは日本語にも対応しています。
海で歌を歌っている少女、髪が風でなびいている
生成には数分かかります。実際に、生成した動画はこちらよりご覧ください。
\登録はこちら/
KLING AIの日本語対応
KLING AIの公式サイトは、英語か中国語の表示しか選択できませんが、ブラウザの翻訳機能を使って日本語表示に変更することが可能です。
プロンプトは日本語入力が可能です。プロンプト欄にそのまま日本語入力して利用できます。
KLING AIの料金プランと商用利用は?
KLING AIは、無料で利用できます。
料金プランが明記されてないので、現在はテストリリースとして公開しているようです。
KLING AIで作成された動画には、クレジット表記が画面内に表示されているので、商用利用は推奨されません。
今のうちにトップレベルの生成AIを使い慣れておくチャンスです。
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KLING AIのアプリはある?
KLING AIは、Kuaishouの動画共有アプリ「快影(Kuai Ying)」内で利用できます。
しかし、「快影(Kuai Ying)」は日本ではインストールすることができません。
スマホのブラウザからでもアクセスできますが、最適化されていないので少し使いにくいです。
KLING AIを使いこなして生成AIをマスターしよう!
今回は、中国の快手が公開している動画生成AI「KLING AI」の使い方について紹介しました。
今までは中国国内向けにしか利用できなかったサービスが、いよいよ日本でも使えるようになりました!
無料で利用できる動画生成AIサービスの中でも一番使いやすいので、このチャンスに動画生成にチャレンジしてみましょう。