ChatGPTの画像生成機能について、無料版と有料版の違いや使用する際の注意事項を説明します。
この記事を通じて、ChatGPTの無料版で画像生成を始めるための手順についても学ぶことができます。
ChatGPTの画像生成機能
ChatGPTの画像生成機能DALL-E 3は、無料版と有料版ともに枚数制限があります。
ChatGPTの画像生成:無料版の制限
ChatGPTの無料版では、2024年10月時点で1日に2枚の画像を生成することが可能です。
ChatGPTの画像生成:有料版の制限
有料版では、無料版よりは上限が上がりますが、それでも無制限というわけでは無く、1日あたりの上限が決められているため、注意が必要です。ChatGPT Plusの生成枚数はおおよそ1日50枚程度と考えられます。
ただ、上限に関してはこれまでにも更新されているため、今後生成できる画像の枚数が増える可能性はあります。
ChatGPTで画像生成を始めよう!無料版での検証
ChatGPTの無料版でも画像生成ができるということで、さっそくWindows PCで試してみました。
①ChatGPTを開くとこのように表示されたため、入力ボックス下にある「画像を作成する」をクリックしました。
②「画像を作成する」をクリックしたところ、ボックスの下に選択肢が表示されたため、今回は「私のウェブサイト用に画像を作成してください」を選択しました。
③すると、自動でプロンプトが入力され、2番目にあるように「どのようなサイトですか?」と聞かれたため、3番目にあるように今回の記事の内容を入力しました。すると、1~3の詳細を尋ねられました。
④このように、1~3に対して答えたところ、ChatGPTが画像を作成し始めました。
⑤その結果、ChatGPTで生成された画像が上です。
⑥この画像だと、正方形でトップ画像にふさわしくないため、サイズを具体的に指定してみました。
⑦サイズを指定した結果が上の画像です。
⑧しかし、この画像だと正方形を横に伸ばしただけになり、違和感がありますので、「縦横比を変えずに」とプロンプトに追加して生成し直してもらいました。
⑨ところが、今度は何やらサイズを表す数字がいたるところに表示されてしまっています。
⑩そこで、今度は「数字を消してください」とお願いしました。
⑪最終的に数字を消して生成し直したようで、最初のロボット風イメージとは別の顔が出てきましたが、これで完成です。
ちょうど無料版の制限に達したため、これ以上は生成できないというメッセージが表示されました。
無料版のChatGPTでは1日に2枚までの画像生成が可能なはずですが、今回のケースでは同じ画像のサイズ変更が中心だったため、すべて1枚とカウントされたようです。
制限に達したということは、数字を消して生成し直した分が2枚目とカウントされたのでしょうか。
このように、無料版ではあまり多くのことはできませんが、1枚あればよいというときには十分活用できると思います。
ChatGPTの画像生成プロンプト作成のコツ
ChatGPTの画像生成機能を効果的に活用するためには、プロンプトの作成が重要です。
プロンプトとは、AIに画像生成を指示するためのテキスト指令のことです。適切なプロンプトを作成することで、ChatGPTはユーザーの期待に応える画像を生成します。
以下に、ChatGPTの画像生成プロンプト作成のコツを紹介します。
具体的で詳細な指示を与える
プロンプトには、できるだけ具体的かつ詳細な指示を記載することが重要です。
例えば、画像の色、スタイル、構図について明確な指示を出すと、より精度の高い結果を生成できます。
キーワードの選択を的確に行う
プロンプトに含めるキーワードは、画像生成の結果に大きな影響を与えます。
関連性の高いキーワードを選択し、画像の内容を正確に伝えることが重要です。
文脈を理解させる
文脈を理解することで、ChatGPTはより適切な画像を生成できます。
例えば、季節や場所、文化的背景などをプロンプトに含めることをおすすめします。
繰り返しの修正
プロンプトの作成は、試行錯誤のプロセスです。
繰り返しプロンプトを入力し、結果を確認することで、より適切な画像が生成できます。
参考画像の活用
参考画像を使用することで、より正確な画像を生成できます。
参考画像をプロンプトに含めることで、ChatGPTは画像のスタイルや構図を理解します。
ChatGPTの画像生成に関する注意事項
ChatGPTで画像生成を行う場合の注意点について、ここでいくつか確認しておきましょう。
著作権や商用利用について
ChatGPTの規約によると、生成されたテキストや画像の著作権は、ユーザーにあると示されています。
しかし、生成された画像に出力されたイメージが、第三者の著作権を侵害する内容であれば、責任の所在もユーザーになるということを表しています。
世界中で著作権侵害に関する問題が発生しているのも事実です。
ChatGPTで生成した画像の商用利用に関しても問題なく認められていますが、やはり著作権を侵害していれば話は別です。
セキュリティ面の問題
ChatGPTでは、ユーザーが入力したプロンプトや生成された内容を学習に使用することがあります。
特に無料版では学習データに使用される可能性も高いため、機密性のある事項をプロンプトに含めないようにしてください。
ChatGPTの画像生成は無料版でも可能!
ChatGPT無料版の画像生成機能は、クリエイティブの幅を広げるのに大きな可能性をもたらしますが、著作権の問題や商用利用に関する注意事項を十分に理解する必要があります。
無料版では1日あたりの枚数制限が厳しいという方は、有料版の利用がおすすめです。
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