WandBの使い方!ログイン方法からAPIキー発行、ログ取得まで紹介

WandBの使い方!ログイン方法からAPIキー発行、ログ取得まで紹介

WandBは機械学習のログ管理に便利なツールです。

WandBを利用することで、モデル学習のログ収集やグラフ表示が簡単にできるようになります。

この記事では、WandBのアカウント作成から使い方まで解説していきます。

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目次

WandBとは

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WandB(Weights&Biases)は、機械学習のログ管理が簡単にできる無料のツールです。

WandBを使って、次のようなことができます。

  • モデルの学習ログの自動収集
  • ログのグラフをリアルタイム表示
  • ログと連動したアラート通知(Slackまたはメール)
  • モデル・データセットのバージョン管理

ログはWandBのサイトから閲覧できます。

wandbグラフのイメージ
(出典:www.wandb.jp)

WandBのアカウント作成

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WandBを利用するには、アカウント作成が必要になります。

アカウント作成の手順は以下のとおりです。

STEP
サイトにアクセス

WandBのサイトにアクセスします。

Weights & Biases
Weights & Biases: AI開発者プラットフォーム Weights & Biasesは、AIモデルのトレーニングやファインチューニングを行い、実験から本番運用までのモデル管理や、大規模言語モデル(LLM)を活用した生成AIアプリケーシ...
STEP
サインアップ

ヘッダーの「サインアップ」ボタンをクリックします。

サインアップ
(出典:www.wandb.jp)

メールアドレスとパスワードを入力し、「SIGN UP」ボタンをクリックします。

ユーザー情報
(出典:www.wandb.jp)
STEP
メール認証

入力したメールアドレスにメールが届いたら、「Verify email」リンクをクリックして認証します。

メール認証

登録したメールアドレスのアカウントをクリックしてログインします。

アカウント選択
(出典:www.wandb.jp)
STEP
ユーザー情報の登録

ユーザー情報を入力して、利用規約・プライバシーポリシーに同意し、「Continue」ボタンをクリックします。

ここまででアカウント作成は完了です。

ユーザー情報入力
(出典:www.wandb.jp)

APIキーの取得

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WandBはコマンドラインを通じて、WandB APIと連携して簡単にログのアップロードができます。

外部環境からWandBにアクセスする際に、APIキーの認証が求められます。

認証に必要なAPIキーの取得方法は以下のとおりです。

STEP
User settingsを開く

WandBのサイトにログインした後に、ヘッダー右上にある「アカウント名」をクリックし、「User settings」を選択します。

User Settings
(出典:www.wandb.jp)
STEP
APIキーをコピー

「Danger zone」のセクションから「Reveal」ボタンをクリックすると、APIキーが表示されます。

APIキーの表示
(出典:www.wandb.jp)

表示されたAPIキーをコピーします。

APIキーのコピー
(出典:www.wandb.jp)

WandBのインストール・ログイン

見出し画像

お使いの環境にWandBをインストールし、ログインします。

WandBはPythonライブラリとしてお使いの環境にインストールできます。

Jupyter notebook / Google Colabをお使いの場合

以下のコマンドを実行して、wandbをインストールします。

!pip install wandb

インストールが完了したら、wandbにログインします。

import wandb
wandb.login()

APIキーの入力が求められますので、WandBのダッシュボードでコピーしたAPIキーを入力します。

APIキーの入力

コマンドラインをお使いの場合

以下のコマンドを実行して、wandbをインストールします。

pip install wandb

インストールが完了したら、wandbをログインします。

wandb login

APIキーの入力が求められますので、WandBのダッシュボードでコピーしたAPIキーを入力します。

WandBの使い方(学習ログの記録)

WandBへログインが完了したら、サンプルコードを使って、学習ログを記録してみます。

import wandb
import random

#エポックと学習率を指定
epochs = 30
lr = 0.01

#プロジェクトの作成とハイパーパラメータの設定
run = wandb.init(
    project="sample-project",
    config={
        "learning_rate": lr,
        "epochs": epochs,
    },
)

# ランダムな値で損失と精度を擬似的に計算
offset = random.random() / 5
print(f"lr: {lr}")

for epoch in range(2, epochs):
    acc = 1 - 2**-epoch - random.random() / epoch - offset
    loss = 2**-epoch + random.random() / epoch + offset
    print(f"epoch={epoch}, accuracy={acc}, loss={loss}")
    wandb.log({"accuracy": acc, "loss": loss})

コードを実行すると、[View project at:https://wandb.ai/xxxx]のリンクが表示されます。

このリンクをクリックするとWandBのダッシュボードに遷移して、ログデータを確認することができます。

ログの確認

「Charts」のセクションでは、モデルの学習ログがフラフで表示されます。

lossやaccuracy, learning rate, epochなどのログデータが確認できます。

学習ログのグラフ
(出典:www.wandb.jp)

「System」のセクションでは、ハードウェアの状況が確認できます。

CPU、GPU、システムメモリ、ディスクの使用量/使用率などがグラフで表示されます。

システムのグラフ
(出典:www.wandb.jp)

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    この記事を書いた人

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