Stable DiffusionにPony Diffusion V6を導入する方法とおすすめモデル

Stable DiffusionにPony Diffusion V6を導入する方法とおすすめモデル

Stable Diffusionでの画像生成に慣れてくると同じような画風であふれてしまい、独創性も下がってしまいます。

そこで紹介したいのが、Pony Diffusion V6です。

Ponyと呼ばれるジャンルは、Stable Diffusionの画像生成において、ワンランク上のフレームワークと言われています。

この記事ではPony Diffusion V6をはじめとするPony系のおすすめモデルを紹介します。

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目次

Pony Diffusion V6とは

Pony Diffusion V6とは、アニメ系のイラストやファンタジー系の画像生成に特化しているモデルです。

細かい構図やキャラクターのポーズ、複雑な表現など、通常のSDXLモデルよりも高い精度で生成できます。

Ponyには他のモデルとは異なる属性が含まれていて、プロンプトやタグが独自に設定されている特徴があります。

Pony Diffusion V6の開発経緯

Ponyは、「My Little Pony」という海外アニメに関連した画像を学習データにし、作成されたモデルであることに由来しています。

現在では海外アニメに留まらず、幅広いアニメイラストを生成できる汎用的なモデルとして拡張され、利用されています。

Stable Diffusionとの組み合わせによるメリット

Pony Diffusion V6は、Stable Diffusionで利用することによってメリットを生み出します。

学習データに対して非常に細かいタグ付けが行われているため、プロンプトを細かく記述することで、生成する画像の再現度が高まるのです。

これまでの画像生成モデルでは難しかった「複数キャラクターの関係性描写」や「体の細かい動き」なども、Ponyモデルなら簡単に表現できます。

Stable DiffusionへPony Diffusion V6を導入する方法

Pony Diffusion V6は、CivitaiHugging Face内でモデルデータが配布されています。

モデルデータは、無料でダウンロードして利用できますが、生成する画像の扱いに規約があります。

モデルに関する利用規約を確認してから利用するようにしましょう。

Hugging Faceを利用する場合

STEP
Hugging Faceへアクセス

まずは、Hugging Faceサイトにアクセスし、「Modelsタブ」を選択してモデル名を検索します。

Hugging Face
(出典:huggingface.co)
STEP
モデルを決めてダウンロード

今回は「Pony Diffusion V6」をインストールするので検索からデータを選択します。

(出典:huggingface.co)

「Files and versions」タブに移動後、ページ下部の「v6.safetensors」をクリックしてダウンロードします。

(出典:huggingface.co)
STEP
Stable Diffusionにモデルを入れる

models」>「Stable-diffusion」の順で開き、「Stable-diffusion」の中に先ほどダウンロードした「v6.safetensors」ファイルを配置すれば完了です。

Civitaiを利用する場合

STEP
Civitaiサイトにアクセス

Civitaiサイトにアクセスします。

ユーザー登録をしていない方は、事前に登録を済ませましょう。

検索窓から「Pony Diffusion V6」を検索して、トップページに進みます。

(出典:civitai.com)
STEP
モデルデータをダウンロード

ダウンロードボタンをクリックすると、モデルデータとVAEデータの2つが表示されます。

VAEデータはSDXLの共通データですので、すでに入手済の方はモデルデータだけをダウンロードします。

(出典:civitai.com)

Stable Diffusionにモデルを入れる

models」>「Stable-diffusion」の順で開き、「Stable-diffusion」の中に先ほどダウンロードした「○○.safetensors」ファイルを配置すれば完了です。

Hugging Face
(出典:civitai.com)

Pony Diffusion V6モデルの使い方

Pony Diffusion V6のモデルは、画面左上の「checkpoint」と書かれている部分の下「▼」から選択し、切り替えることで適用されます。

VAEは、SDXLの共通VAEをセットして生成するようにしましょう。

ファッション

夏服

メイド

Pony Diffusion V6のおすすめ派生モデル

Pony Diffusion V6には、さまざまなジャンルにチューニングされたモデルが公開されています。

好みに合った画風やスタイルに合わせてモデルを活用しましょう。

AutismMix

AutismMixは、アニメイラストに特化したモデルです。

配色やキャラクターデザインが独特で、日本向けの2Dアニメタッチも得意です。

AutismMix
https://civitai.com/models/288584/autismmix-sdxl?modelVersionId=324619

Speciosa Realistica

Speciosa Realisticaは、主にアジア(日本人・韓国人)系の実写人物画像を生成できるモデルです。

リアルな女性の姿を、自然な表情やポーズで描写することに特化しています。

Speciosa Realistica
https://civitai.com/models/488361/speciosa-realistica?modelVersionId=1379842

NUKE – Pony Pixar Style

NUKE – Pony Pixar Styleは、ピクサー風のイメージを生成できるPony系モデルです。

3Dモデルアニメーションスタイルの美しい女性、動物などのキャラクターを作るのにおすすめです。

NUKE – Pony Pixar Style
https://civitai.com/models/527101/nuke-pony-pixar-style?modelVersionId=585661

Stable DiffusionにPony Diffusion V6を導入して画像生成を楽しもう

Stable Diffusionのモデルにある程度慣れてきたら、Pony Diffusion V6に挑戦してみましょう。

プロンプトのルールや画像の精密さに違いを感じられるため、表現力や技術が向上するはずです。

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    この記事を書いた人

    EdgeHUBは、NVIDIAクラウドパートナーである株式会社ハイレゾが運営しています。「AIと共にある未来へ繋ぐ」をテーマに、画像生成AI、文章生成AI、動画生成AI、機械学習・LLM、Stable Diffusionなど、最先端の生成AI技術の使い方をわかりやすく紹介します。

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