「DeepSeek」アプリは、iOSおよびAndroidの両方でストアから無料でインストールできます。
大きな話題になっている高性能な対話型AI「DeepSeek」アプリは、スマホからも手軽に無料で利用可能です。
この記事では、アプリ版「DeepSeek」の特徴と使い方を詳しく紹介します。
対話型AI「DeepSeek」とは
「DeepSeek」は、ChatGPTやGeminiと同様の対話型のチャットボットサービスです。
DeepSeekには次のような特徴があります。
- ChatGPT-o1同等のAI性能なのに無料で使える!
- オープンソース「DeepSeek-R1」が驚異的な性能を持つ!
- 幅広いパラメータ規模のモデルが公開されていて、デバイスのスペックに合わせて使える!
これまでの一般的な大規模言語モデル(LLM)は、文章生成やチャットボットでの応答を行うのみでした。
しかし、「DeepSeek」の推論モデルは、これまでよりも複雑な思考問題やプログラムコードを処理する能力を持っています。
無料のブラウザ版に加えてアプリ版もリリースされたことで、他社の大規模言語モデル(LLM)サービスと競う存在として大きな注目を浴びています。
アプリ版の登場によって、スマホからでも無料で簡単に操作できるようになり、使い始めるユーザーも増えてくるでしょう。
「DeepSeek」アプリの登録方法・使い方
「DeepSeek」アプリの登録方法から使い方までを紹介します。
以下のステップで進めて、さっそく「DeepSeek」アプリを始めてみましょう!
\対話型AI「DeepSeek」を使おう!/
「DeepSeek」アプリ登録方法
まずはストアのページにアクセスします。
類似したアプリも多く、検索では出てこない場合があるので、下記のリンクからアクセスしてみましょう。
IOSアプリ版を例にして解説していきます。
メールアドレス、電話番号、サインインのいずれかで登録ログインを行います。
TOPページに進んで新しいチャット受付の画面が表示されれば完了です。
\対話型AI「DeepSeek」を使おう!/
「DeepSeek」アプリの使い方 日本語対応は?
DeepSeekアプリは日本語対応しており、日本語で利用が可能です。
アプリの言語は設定から変更が可能です。
- DeepSeekアプリのチャット欄にアクセス。
- 日本語で質問やメッセージを入力。
- 送信後、DeepSeekは日本語で回答。
メッセージを送信する使い方
チャット欄にメッセージを入力して↑をタップして送信します。
すぐにDeepSeekから質問の回答が返ってきます。内容も細かく特徴までまとめてくれています。
英語で質問をすると英語で返答が返ってきます。
写真を送信する使い方
カメラ機能を使ってDeepSeekに質問してみます。
チャット欄下の+アイコンから写真OCRボタンをタップして、カメラをONにします。
Google レンズのような使い方ができます。
撮影した写真を送信して質問を入力します。
予測ではありますが、製品名と背景までしっかり教えてくれました。
これで安心して食べることができます。
画像を送信する使い方
次にDeepSeekに画像を使って質問してみます。
チャット欄下の+アイコンから画像OCRボタンをタップして、画像に関連する質問を入力します。
新聞の号外を読み込んで詳しい内容を教えてもらいます。
8月のニュースで、時系列は間違っていますが、内容はしっかり把握していますね。
ドキュメントを送信する使い方
DeepSeekアプリは、画像以外にもPDFファイルやメモ帳なども読み込めます。
ドキュメントの内容の一部をピックアップしてもらうように質問すると情報を詳しく教えてくれます!
乱雑に書き起こした内容を整理してまとめることもできます。
\対話型AI「DeepSeek」を使おう!/
最先端AI「DeepSeek」のここが凄い!
DeepSeekは、これまでの対話型AIサービスと何が違うのかまとめてみました。
- DeepSeekには「DeepSeek-R1」と呼ばれる驚異的な性能のモデルがある
- AIモデル開発の常識を覆した開発の背景
- 完全なオープンソースとして公開
DeepSeekには「DeepSeek-R1」と呼ばれる驚異的な性能のモデルがある
DeepSeekは、「DeepSeek-R1」と呼ばれる推論能力に特化した最新の大規模言語モデルがあります。
DeepSeek-R1は、教師あり微調整(SFT)を行わずに、基本モデルに直接大規模な強化学習(RL)を適用することで、モデル自身が推論のプロセスを自律的に学習できる点が特徴です。
自己検証や振り返り、複雑な問題解決に必要な長い思考の連鎖を生成する能力を示しています。
DeepSeek-R1は、アプリ内の「深く考える(R1)」から機能を利用することができます。
「Deepthink」は、時間をかけて深い思考で実行することによって、一般的なAIが苦手とする論理的な推論問題でも正確な回答を導き出すことができます。
AIモデル開発の常識を覆した開発の背景
DeepSeekは、米国による半導体輸出規制によって、最新鋭のNVIDIA H100 GPUへのアクセスを制限された環境で開発が進められました。
利用可能な計算リソースを最大限に活用するための効率的な開発方法とオープンソース戦略の成功で、シリコンバレーの企業に大きな影響を与え、AI開発の新しい可能性を示しました。
高度な数学的推論能力、プログラミング能力、汎用知識の評価においてOpenAI-o1と同等のスコアを達成しています。
しかし、APIの利用料金設定は、OpenAIの1/27という破格の料金設定で、業界に大きな衝撃を与えています。
これにより経済的障壁を大きく引き下げ、多くのユーザーへのアクセスを可能にしました。
完全なオープンソースとして公開
DeepSeek-R1のモデルは、MITライセンスの下でオープンソースとして公開されています。
開発者は自由にモデルを検証、改良、再利用することが可能で、さらなる進化に期待ができます。
特定のタスクに対しての追加学習にも適していて、特定の分野で度力を発揮するカスタマイズモデルの基盤として活用されます。
競合サービスであるChatGPTと比較すると、無料で対応できるタスクの範囲が広く、学習データがより新しい点が大きな強みです。
DeepSeekアプリは、手軽に使える世代最強の対話型AI!
DeepSeekは、業界の勢力図を大きく変える旋風を巻き起こしました。
今回のアプリ版のリリースでもっと手軽にDeepSeekを利用できるようになります。
今後のDeepSeekの展開に注目です。
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