2026.06.01

プレスリリース

知財監視AIサービス「IP PATROL」を一般社団法人ABJが活用し、海賊版サイトの実態調査を実施。出版業界の知財保護を協同で推進

当社の提供しているAIを活用した、次世代型IP(知的財産)監視サービス「IP PATROL(仮称、以下IP PATROL)  」が、出版物違法サイト(海賊版サイト)の調査・対策を行う一般社団法人ABJ(以下ABJ)による実態調査で活用されることが決定しました。

ABJが取り組む「出版物および知財の適切な保護」というミッションの達成に向け「IP PATROL」のAI自動監視技術を通じて得られた分析データを提供することで、より迅速かつ網羅的な違法サイトの検知・分析を支援してまいります。

導入の背景:巧妙化する海賊版サイトと「IP PATROL」の役割
近年、日本の漫画・書籍コンテンツを狙う海賊版サイトは、AI技術を悪用したサイト構築・翻訳や、短期間でURLを変更し続ける「ドメインホッピング」が増加するなど、その手口が極めて巧妙化・高速化しています。これまでの手動による監視やキーワードベースの検知では、膨大な数の違法サイトを網羅し、法的措置に必要な証跡を即座に収集することが困難な課題となっていました。

ABJは、出版社、通信事業者、権利者団体などが一丸となり海賊版対策を推進する民間団体です。当社が持つGPUを活用した次世代型IP(知的財産)監視サービス「IP PATROL」のAI自動監視機能と、高度な画像・動画解析技術を導入し、ABJの調査体制をさらに強固なものにしていくことを目指します。

「IP PATROL」がABJの調査に提供する主なソリューション 
AIによる自律的な海賊版検知
GPUを活用した画像・テキスト解析により、デッドコピー(丸写し)の検知だけでなく、SNSや匿名掲示板サイトで共有された内容を自動判別・侵害検知・閲覧数やアカウント影響力などの情報によるリスクレベル判断も可能です。生成AIなどによって原作が加工された不適切なコンテンツも、当社独自の高精度な判別技術で加工形跡を検知します。

ドメインホッピングへの追随と証跡保存
次々と変化する違法サイトのドメイン履歴やスクリーンショット、コンテンツの証跡を継続的に記録し、法的措置や差止請求に活用可能な追跡データを提供します。

多言語・グローバル監視
海外のサーバーやSNS、掲示板を含む広範囲なネットワークを対象に、言語の壁を越えた常時監視を実施します。

上記のソリューションの提供によりこれまで人力で1ヶ月かかっていた調査が、3日程度で完了することが可能となり、より短い時間で高度な検知・情報収集を行うことができます。また、時間を問わず稼働させることが可能なため、休日や夜間など人力監視が難しい時間帯の検知にも対応しています。

<AIイノベーションラボに関するお問い合わせはこちら>
ailab@highreso.co.jp 担当:山口

一般社団法人ABJについて 
ABJは出版者、電子書籍流通事業者、IT・通信事業者、著者権者団体といった複数の関係者で構成される民間団体です。

<事業内容>
電子書籍の正規配信サービスであることを示す「ABJマーク」(Authorized Books of Japan=公認された日本の本)の交付をはじめ、違法サイトの情報収集と提供、違法配信防止の啓発や教育活動、電子出版事業に関する法整備の提言や周知啓発、国内外関係機関との協力体制の構築など、読者が正規版サービスを正しく認識し、適切な権利保護がなされるための幅広い取り組みを行っています。 

詳細はこちら:https://www.abj.or.jp/about

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