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最新のエアフロー設計

データセンターの安定稼働と省エネルギー運営における最も重要な課題は、放熱効率を考えた「エアフロー設計」。大阪大学サイバーメディアセンター次世代クラウド協働研究所 副所長 招聘教授である藤巻 秀明 氏を監修に迎え、電気利用を最小限に抑えるエアフロー設計に取り組んでいます。

第一データセンターでは、「ホットアイルキャッピング」を適用中。GPUの放熱により熱くなる通路と外気が通る冷たい通路を分け、石川県ならではの冷たい外気を効率良く工場内に導入。放出された熱は水冷フィルターで集中冷却することで、再度冷たい空気として利用。エアコンを一切使用せずに、5500枚のGPUが安定稼働する、高温にならない環境を実現しています。今後は「国立研究開発法人 産業技術総合研究所(AIST)」からの技術供与も受け、より自然環境に配慮した「志賀町第二データセンター」の設立を計画しています。

データセンターエアフロー設計監修/藤巻 秀明 招聘教授
1979年から2016年まで、富士通株式会社にて、メインフレームCPU設計、ベクトル型スーパーコンピュータ設計、PCサーバ製品企画を行う。現在は、富士通次世代クラウド協働研究所にてエアフロ―の研究協力をする傍ら、スパイラルグループ・ドット・ビズの取締役を務めている。(※富士通次世代クラウド協働研究所は、大阪大学と富士通が、2017年4月に、次世代クラウド基盤の開発に向け、大阪大学サイバーメディアセンター内に設立した研究所)
志賀町第二データセンターエアフロー技術供与/国立研究開発法人 産業技術総合研究所
国立研究開発法人 産業技術総合研究所は、我が国最大級の公的研究機関として日本の産業や社会に役立つ技術の創出とその実用化や、革新的な技術シーズを事業化に繋げるための「橋渡し」機能に注力しています。
そのための体制として産総研のコア技術を束ね、その総合力を発揮する「5領域2総合センター」があり、全国11か所の研究拠点で約2300名の研究者がイノベーションを巡る環境の変化やそれらを踏まえて策定された国家戦略等に基づき、ナショナルイノベーションシステムの中核的、先駆的な立場で研究開発を行っています。

また世界各国の主要研究機関と包括研究協力覚書(MOU)を締結するなど、積極的にグローバルネットワークも構築しています。
引用:https://www.aist.go.jp/aist_j/information/index.html